キャリアメール持ち運びの手順と期限——乗り換え前にやること

乗り換えの手続きで、あとから取り返しがつかないのはキャリアメールだけです。大手3社はどこも、解約後も月額330円でアドレスを使い続けられるサービスを用意していますが、申し込めるのは解約から31日以内に限られます。期限を過ぎると、同じアドレスは二度と使えません。

持ち運びのサービスは、大手3社とも同じ条件

2021年12月、ドコモ・au・ソフトバンクの3社がそろってキャリアメールの持ち運びサービスを始め、料金はいずれも月額330円(年額3,300円の支払い方法もあります)になりました。解約後も、同じアドレスで送受信できます。

申し込みは各社のWebサイトから、それぞれのアカウント(dアカウント、au ID、SoftBank ID など)でログインして行います。解約の手続きと同時ではなく、解約後31日以内であれば申し込めます。

迷ったら、いったん持ち運んでから時間をかけて移す

決め手は、登録先の数です。銀行、クレジットカード、通販サイト、行政のサービス、学校や職場の連絡網。登録先が多く、全部を思い出せる自信がないなら、いったん持ち運びを申し込むのが安全です。

月額330円を払いながら、数か月かけて登録先を1つずつ切り替え、届くメールがなくなったところで解約すれば、取りこぼしが起きません。年間でも3,960円なので、乗り換えで下がる額に比べれば小さな出費です。

登録先がほとんど思い当たらないなら、手放してかまいません。

手放すなら、乗り換えの前に登録先を切り替える

手放す場合は、乗り換えの前にGmailなどのフリーメールを用意して、登録先を切り替えておきます。切り替え漏れを防ぐ手がかりは、受信箱にあります。直近1年分をさかのぼって送信元を書き出せば、それがそのまま登録先の一覧になります。

急ぐべきは、ログインや本人確認にメールを使うサービスです。銀行やクレジットカード、証券口座、マイナポータルなどは、メールが届かなくなると手続きが止まることがあります。

本ページは一般的な情報の整理であり、個別の事案に対する法的助言ではありません。 費用は一般的な価格帯の目安で、実際の金額は条件や事業者によって変わります。 誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。